あなたは、普段、

どれくらい人に優しくしていますか?




引き寄せの法則は、

「思考が現実を引き寄せている」

と説明しています。




普段考えていることを元にして、

私たちは行動します。


そしてその行動を受けて、

また何かを考えていく。



つまり、

思考と行動は、

「表裏一体のもの」であり、

切っても切れない関係にありました。




ですから、

引き寄せの法則は、

思考に作用する法則
ではありますが、

行動にも作用している法則だと言えます。





「人に優しくする」と、

あなたの思考もまた、

優しさで満たされていきます。


そしてまた、

あなたが「優しい気持ちであるとき」には、

周りの人に対しても

優しく接することが出来るでしょう。





このような優しい思考・行動に、

引き寄せの法則が働くとどうなると思いますか?




あなたの現実には、

「人に優しくされるような出来事」が

沢山引き寄せられて来るでしょう。


優しい心を持った人たちもまた、

引き寄せられて、

あなたの周りに集まるようになります。




こうして、

「相手のために」という優しい気持ちでしたことが、

結局はあなたの現実に返って来ることになるのです。



それは、

親切にした当人からとは限らず、

別の誰かが、

別の形で、

あなたに優しさを与えてくれる
こともあります。




この現象こそが、

『情けは人の為ならず』という言葉の

表すところではないでしょうか?


昔の人は、

人に情けを掛ける本当の意味を、

しっかりと理解していた
のでしょう。


その情けが、

他人ではなく、自分の為になる。


知っていたから、

このような言葉を使って

人を諭していたに違いありません。


(補足)
「情けは人の為ならず」という言葉は、
「情けを掛けた人のためにならないよ」というのではなく、
「情けとは、情けを掛けた人ではなく、自分のためになるんだよ」ということを意味しています。




知らない人だからと

冷たく接していませんか?


「自分には関わりのない人だから、どうでもいい」と考えて、

困っている人がいても

見て見ぬふりをしていませんか?




その行動は、

すぐにあなたの現実に返ってきます。



あなたもきっと、

誰かに冷たくされることでしょう。


あなたが困っているときに、

誰も助けてくれないかもしれませんね。


そしてあなたは、

その時になって、

周りに居る人たちを責めるのです。



「どうして誰も助けてくれないの?」

「どうして私は優しくして貰えないの?」

「みんな、冷たいのは何故?」

「酷い世の中だ」


その考え方は、違います。



現実はいつも、

誰のせいでもなく、

あなたの思考、行動が

引き寄せた結果
なのですから。





見返りを求めて人に親切にしましょう

とは言いません。


それもまた、違います。


けれども、

あえて他人に冷たくしたり、

無視したりするメリットは、どこにもありません
でした。




いつでも、

あなたの思考には、

引き寄せの法則が働いています。


先に書いた通り、

人に優しい態度で接するとき、

心の中には優しい気持ちが溢れていきます。


その優しい気持ちに

引き寄せの法則が作用して、

あなたの現実にも

優しい出来事が溢れていく
のです。




逆に

誰かに冷たい態度を示しているときには、

あなたの心の中は、冷え切っているでしょう。


そんな心が引き寄せる現実を

あなたは受け取りたいと思うのでしょうか?





毎日誰かを助けなくても良いのです。

とても凄いことをしなくても良いでしょう。


優しさは、ほんの小さなことで十分です。


例えば、

お店で何かを買ったら、

売ってくれた人に

「ありがとう」と伝えてみませんか?


客だからと横柄な態度を取らず、

店員さんにも、真摯な態度で向き合ってみてください。



家族や職場の同僚に

自分のついでだからと、

美味しい珈琲を入れてみるのも良いですね。


たまには大切な人に、

好きなお菓子でも差し入れてみませんか?


家族の大好きなご飯を作ってあげましょう。


狭い道ですれ違う人に、

さりげなく道を譲ってみることです。


次の人のために、

ドアを開けて、待っていてあげましょう。


道端のゴミをそっと拾って、ゴミ箱に捨てることも、

沢山の人に優しさを伝える行為です。


道に迷っている人が居たら、

快く案内してあげましょう。


次に使う人のために、

トイレを綺麗に使うこともまた優しさです。


次に使う人が困らないようにと、

コピー機の用紙が切れたら、補充しておくことも

素晴らしい優しさではないでしょうか。


たとえ次にコピー機を使う人が、

大嫌いな上司であったとしても、

そんなことはどうでも良いことなのです。


あなたが今、優しい気持ちになれるのであれば、

それが誰に向けたものであっても、

問題ない
ではありませんか。



そして、

このような小さな優しさを示す行動が、

あなたの現実に大きな変化を与えます。




優しさとは、

結局は誰かのためではなく、

自分のために起こす行動だったのです。







普段考えていること、

発する言葉、

自分が起こす行動は、

すべては自分に返ってきます。



いつでも「引き寄せの法則」の存在を

忘れないことです。



子どもに胸を張って

「人に親切にしましょう」

「周りの人に優しくしましょう」


と言える大人は、

きっと優しい人生を歩んでいることと思います。







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