たとえばあなたが、
書類のミスを訂正するような
仕事をしていたとします。
ミスを探すお仕事ですね。
こうした仕事は
脳（潜在意識）に
いつも問題を探すように働きかけます。
それが日常生活にも影響し、
いつも現実の問題を探し出すようになるでしょう。
このような状態にあると
現実は悪いことばかりです。
引き寄せる現実も期待出来ません。
仕事が悪いのではありません。
辞める必要もないでしょう。
どの仕事も必要だから存在しています。
けれども仕事は長い時間行うことで
脳（潜在意識）に特殊な思考癖を
身に着けさせる力はあります。
こうした場合には、
仕事における思考癖を越えるほどに、
日常の中で
「良いことを探す訓練」を行うことです。
悪い方を探す癖がついているのですから、
相殺し、それを越えるように
良い方を探す癖を身に着けることで、
仕事で出来た思考癖に対抗出来ます。
仕事の合間、合間に、
仕事の良かったこと、
同僚の素晴らしいところに
目を向けるようにする。
眠る前には、
今日の良かったこと、感謝することを
ノートに書き出しておく。
こうしたちょっとした習慣が
仕事において築かれてしまった思考癖を
相殺してくれます。
思考癖は本当に凄いもので、
一度身に着けてしまえば
普段の何気ない思考が変わり、
現実も様変わりしていきます。
たとえば仕事の愚痴を言う習慣があるなら、
愚痴を言わないようにするよりも、
いいところに意識を向ける訓練をしているだけで
自然と愚痴も出て来なくなりますよ。
思考癖に応じて
私たちの脳（潜在意識）は構造も変えていくからです。
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