あなたはどうして嫉妬しているのだろう？
誰かに嫉妬するのは、
それがない私を認めていないからではないでしょうか？
結婚出来ない私を認められず、
結婚した人たちを妬みます。
成功出来ない私を許せず、
成功者を妬みます。
多く稼げない私を認められず、
沢山稼いでいる人たちを妬み、貶します。
友だちのいない私を認めていないから、
友だちの多い人を妬んで、影で悪く言うのです。
つまりあなたは、
今の私がとても認められず、不幸だと捉えています。
出来ない私、足りない私は
認めるに値しない存在で、とても不幸で、可哀想で、
だからこそ
それらを持っている人たちに嫉妬の気持ちを向けるのです。
ときには、それが世の中を恨むことにまで繋がっていきます。
本当の問題は
どこにあるのでしょうか？
嫉妬がどうして生まれるか、考えてみよう！
現実のどのような問題も、
いつもあなたの「心」の中に原因が存在しています。
嫉妬は「それがない私」「それが出来ない私」への
批判・非難の気持ちを覆い隠すために
あなたが生み出した感情です。
自分を責めないでいられるよう、
周りを責めるため、嫉妬するのです。
けれども本当の問題は、
嫉妬する相手にはありません。
出来ない自分を認めると
不思議なほど
その人たちの存在が気にならなくなるでしょう。
ありのままの自分を認めていれば、
自分にないものを持っている人が気になりません。
気になるのは、
それがないと私は駄目だ、それが出来ないと私は駄目だ、
と考えていたからだったのです。
嫉妬する状態にあると、それはいつまでも手に入らない？
しかしそのように
「私は駄目だ」という考えがあれば、
ますますそれは手に入らなくなります。
あなたはもう『引き寄せの法則』をご存知ですから、
その意味は分かりますね？
「今の私は駄目だ」という考えは、
それを強化する方向に現実を引き寄せていきます。
運良くそれが手に入っても、
「こんなはずじゃなかった」と言いたくなる現実が
やって来るでしょう。
駄目な私が、
今まで嫉妬し、呪ってきた相手の状態になったところで、
やはり「駄目な私」しかそこにはありません。
結婚生活で苦しんだり、
大金を得たのに破産したり、
成功したのに転落する…、
どこかで思考を変えなければ、
何かを得ただけで現実は変わらないのです。
嫉妬は「自分を変えるチャンス」と捉えよう！
嫉妬が生じたときは、
自分と向き合う機会です。
あぁ、私は、
それがない自分を良く思っていなかったんだな。
とまずは認めてみましょう。
そして
本当にそうだろうか？
それがないだけで、私の価値が変わるの？
何にも変わらないよね？
と考えを改めるように
自分の心に問い掛けることです。
そうしてもう一度
嫉妬した相手について考えてみます。
先ほどよりずっと
心が穏やかでいられるのではないでしょうか？
何を気にしていたのだろうかと、
自分を不思議に思うかもしれません。
他人がどうあろうと、
あなたの価値に影響はないことに
気付きましょう。
誰のことも気にならない状態にあれば、
あなたは自分らしく願いを叶え、
幸せに生きていくことが出来ます。
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