※このページは、引き寄せの法則の基本を説明しています。

 <引き寄せの基本 第1部>
1.『引き寄せの法則』とは。 
2.引き寄せを上手く使えない人がいるのは何故?
3.「顕在意識」と「潜在意識」。
4.「潜在意識」とは? 
5.あなたはすでに「潜在意識の使い方」を知っている!
6.「潜在意識」は、「言葉」を理解出来ない? 
7.言葉に付随する「イメージ」と「感情」が重要だった。 
8.潜在意識に正しい認識を伝えるには? 
9.願うときの「感情」にも、引き寄せの法則が作用する。 
10.「願いが叶う感情」を生じさせる方法。 
11.願いが叶う、「願い方」。 
12.潜在意識への刷り込み作業⇒『引き寄せ方法』 

<引き寄せの基本 第2部>
1.「現実」への理解を深めると、「願いを受け取る方法」が見えて来る。  
2.現実は「五感」を通して受け取っている。




前回までの記事

現実とは、「五感」を通して受け取っているものだと

説明しました。


今日は、その「五感」について

掘り下げて考えていきます。


五感すべてについて詳しく説明していると長くなりますので、

この記事では、五感のひとつである「視覚」に特化して

説明させて頂きます。



「視覚」は、光のやり取り?

視覚とは、

目の細胞に光が当たることから

始まっています。


その証拠に、

私たちは真っ暗な闇の中で

何も見ることが出来ません。


光があるから、

何かを見ることが出来ます。




実は、私たちは

物体そのものを見ているわけではありません
でした。


太陽や照明の光は、

物体に当たると、反射します。


私たちは、

その反射した光の方を受け取って、

そこに物体が存在しているという

視覚的な理解を得ていた
のです。


つまり、

私たちが目から取り入れていた実際の情報は、

光だった
と言えます。



(太陽光が月に届かない新月の夜、私たちはそこに月があっても、それを確かめることが出来ません。それと同じ原理です)




光はエネルギー?

それぞれの光は、

個別のエネルギーを持っています。


そして光のエネルギーは

反射する前後で変化する性質がありました。


物に当たることで、

エネルギーの一部が物体に吸収されてしまうからです。


太陽光に当たると温かいと感じるのは、

太陽光のエネルギーを私たちが受け取っていたからでした。




私たちが視覚として

眼で受け取っているものも、

光のエネルギーです。


空間には多数の物が存在しています。


家の中に居ても、

置いてある物だけでなく、

壁や天井、床板等、あらゆるものが存在していますよね。


それを私たちが別の物だと認識出来るのは、

それぞれの物体が吸収する光のエネルギー量が違うためでした。


同じ光が当たっても、

反射する光のエネルギーは

それぞれに違っていたのです。






なお、一部には

自ら光る物体もあります。


この場合は、

物から発せられた光そのもののエネルギーを

眼で受け取めることになります。


太陽や、恒星、

照明もこれに当たります。


あなたが今、使っているであろう、

スマートフォンやタブレット、PCの画面も

光を発する側の物体になります。





少し難しいことを書き過ぎているかもしれません。


しかし、ここであなたに知って頂きたいことは

とてもシンプルです。


<重要なポイント>

私たちは、物自体を見ているわけではない。

眼で受け取っているのは、「光のエネルギー」だった。




視覚について詳しく理解出来なくても、

このポイントだけは押さえておきましょう。





視覚における、「潜在意識の働き」。

私たちが眼から受け取っている情報は、

光のエネルギーであることが分かりました。


しかしながら私たちは、

その光から受け取った情報を

どのようにして、脳内で映像化しているのでしょうか?



光のエネルギー情報だけでは、

目の前にどのような物体が存在しているか、

私たちは認識することが出来ません。


それを助けてくれる意識がありました。

それが「潜在意識」です。



眼の細胞に光が届くと、

そのエネルギー状態に応じて、

体内ではそれに見合う電気信号が発生します。


その信号は

神経を通して脳(潜在意識)に送られていくのです。


こうして潜在意識に

無数の電気信号が集まる
ことになります。


私たちが見ているものは、

ただひとつの物ではないからです。


しかし、この段階ではまだ

それはただの電気信号でした。


このままでは、

私たち(顕在意識)はそれを理解することが出来ません。


そこで、潜在意識はそれらの信号を統合し、

瞬時に映像として、脳内で再現してくれていた
のです。


ここでようやく

私たちに視覚として認識される
ことになります。





ますます難しくなってきました。


少し整理しておきましょう。


<視覚の世界>

①「物から発せられた光」 または、「物に反射した光」が眼の細胞に届く。

②目の細胞は、光のエネルギーを受け取ると、光のエネルギー状態に応じて、体内に向けて信号を出す。

③その信号は、脳(潜在意識)に集められる。

④潜在意識が、集まった信号を解析して、脳内で映像化。←これが、私たちが視覚として認識しているもの。




この原理は、

現代に生きる私たちだからこそ、

理解出来る
ところがあるでしょう。


何故なら、私たちは日々

同じような原理に触れているからです。


あなたも普段、

スマートフォン等を使って、

気軽に写真を取っていますよね?



写真を撮ると、

同じようにレンズを通して

光のエネルギー情報が集められていました。



それがCPUで瞬時に解析されて、映像化されています。


そうして画面に映し出される写真を、

私たちは楽しんでいたのです。


潜在意識の力は、これと同じです。




潜在意識は、すべての「五感」機能を支えている。

私たちは、物を見たときに

それを一瞬のうちに理解出来ます。



「今、受け取った光の情報を、どのような電気信号に変換すれば良いだろうか?」

「集められた光の情報を、どうやって映像化しよう?」

などと考えている人はいないはずです。


そんなことをしなくても、

私たちは「見ること」が出来ています。


それは影で

潜在意識がずっと働いてくれているからでした。




しかもこれは、

視覚だけに限った話ではありません。


すべての五感に対して、

同じことが起こっています。



どの五感も、

ある種のエネルギー情報を受け取って、

その情報を電気信号に変えてから、

脳内で集まった信号を元に

具現化するというプロセスを踏んでいました。



たとえば味覚は、

食べ物が舌の細胞に触れることで生じる

僅かな電位差を認識し、

それを電気信号に変えて脳に送り、

脳内で味として再現されています。


私たちは、

料理の本当の「味そのもの」を

認識しているわけではありませんでした。



見ていたのは「ただの光」であったように、

私たちが本当に味わっていたのは、

「ただの電位差」だったのです。



現実は、潜在意識が創り出している!

先で書いた通り、

現実とは「五感」を通して受け取るものでした。


ところがその「五感」も

元を辿れば、

細胞において

ある種のエネルギーを受け取っているだけ


だということが分かりました。


そのエネルギーの情報は、

電気信号として、脳へ伝搬されます。


五感から集められたすべての信号を統合し、

脳内でこれを再現していたのは、

潜在意識の働きでした。


これらのことを踏まえると、

私たちが受け取っていた「現実」というものは、

潜在意識が創り出していたものだった

ということに気が付くことが出来ます。



<これまでに分かったこと>

①私たちは目の前の世界そのものを、体験しているわけではない。

②私たちが体験しているのは、「脳内で創造された現実」だった。

③潜在意識を通さなければ、現実を受け取ることが出来ない。





※この記事では、五感について一部省略して説明しています。もっと詳しく知りたい方は、専門家の情報をご参照ください。

※今回の内容と関連して、次の記事もおすすめします。
 ①思考=波動。だから引き寄せの法則が作用する。
 ②思考=波動は、共鳴する。だから引き寄せが起こる。
 ③共鳴したものだけが見えてくる。だから今すぐ世界は変えられる。







次回は、現実の不確かさについて説明します。


引き寄せの法則への理解を深めるために、

避けては通れない重要な部分です。






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<更新履歴>
1回目 2017/09/21 05:29
2回目 2018/03/09 21:00