※このページは、引き寄せの法則の基本を説明しています。

 <前回までの記事>
1.『引き寄せの法則』とは。 
2.引き寄せを上手く使えない人がいるのは何故?
3.「顕在意識」と「潜在意識」。
4.「潜在意識」とは? 
5.あなたはすでに「潜在意識の使い方」を知っている!
6.「潜在意識」は、「言葉」を理解出来ない? 
7.言葉に付随する「イメージ」と「感情」が重要だった。 
8.潜在意識に正しい認識を伝えるには? 
9.願うときの「感情」にも、引き寄せの法則が作用する。 




前回の記事では、

願いごとをするときに伴う「感情」にも

引き寄せの法則が作用している
ことを説明しました。


願いを叶えるためには、

「願いの実現に相応しい感情」を

選択する必要がある
ようです。



それでは、

どうすれば私たちは、

願いの実現を邪魔するようなネガティブな感情を排除して、

「願いの実現に相応しい感情」を選択出来るのでしょうか?




【対策1】「叶った瞬間」と「その先」に意識を向ける。

ひとつの秘訣は、

すでにご説明しました

「否定形」を認識出来ない脳の特性に示されています。


感情も同じです。


「リンゴを想像しないでください」と言われても、

想像を辞められなかったあの時


同じことが起こります。


「ネガティブな感情を選択しないようにしよう」
と考えても、

私たちはそれらの感情を忘れることが出来ません。


脳内では否定形が認識されず、

否定したい感情が創造されてしまうから
です。



そこで、否定するのではなく、

肯定する方法で

ネガティブな感情が発生しないように導いていきます。





そもそも願いごとと共に発生する

諸々のネガティブな感情は、

どこから生じているのでしょうか?



それらはすべて

「願いが叶わない現状」への意識から

発生していました。



「願い」というものは本来、

「叶えたい」という希望や、

「叶ったその後」への期待に

満ち溢れたもの
です。


ところが

願いごとをするときに、

「まだ叶わぬ今」に意識が向くと、

自然にネガティブな感情が発生する
ことになります。



そこで、

願いごとをする際には、

「願いが叶った瞬間」や

「願いが叶った後の世界」を想像する
ことに徹して、

それらに関する感情だけを味わうように仕向けています。



人間の脳は、

何でも想像出来て、

とても優れているように感じられるでしょう。


しかしながら実は、

「良いこと」と「悪いこと」を

同時に想像することが出来ない


という欠点がありました。


ですから、

ポジティブな感情を味わうだけで、

ネガティブな感情を抑えることが出来る
のです。





願いが叶った瞬間や、

願いがすでに叶った世界を想像することは、

「感情面」だけでなく、

「現実の引き寄せ」においても

とても意味のある行為
です。


潜在意識にとって、

「現実」と「想像」は区別なく、

同じようなもの
でしたね。


レモンを連想しただけで、

たとえ目の前にレモンが用意されていなくても

唾液を分泌させた
ように。


願いが叶った瞬間や、その後の世界を想像すると、

潜在意識はそのための準備を始めます。


それが結局、

願いが叶う現実を引き寄せることに

繋がっていくのです。






【対策2】発生させたい「感情」に合わせた「言葉」を選ぶ。


もうひとつ、

願いごとをするときに、

「願いの実現に見合う感情」を選択するために

出来ることがあります。


それが、

「言葉」の選択です。



私たちの思考はいつも、

顕在意識において行われています。


いくら潜在意識において

イメージや感情が大切だと言っても、

始まりは顕在意識の思考であり、

それらが言葉から成り立っていることは、揺らぎません。


言葉を紡いだ思考から、「感情」が発生しています。


そこで、

あなたの望む「感情」を発生出来るように

思考する(願う)ときの「言葉」を選択していきましょう。




願いへの「希望」や「期待」の感情を

発生させるためには、

先に書いた通り

「願いが叶った瞬間」や「その先」に意識を向ける必要がありました。


ということは、

願いごとをするときには、

「願いが叶った瞬間」や「その先」に

自然と意識が向くような

「言葉」を選択すれば良かった
のです。




これを実現するには、

「~をしている」「~を手に入れた」
というように、

文末に「完了形」や「過去形」を選択すると良いことが分かるでしょう。


「~したい」「~欲しい」といった言葉は、

「まだ願いが叶わない今」から発せられる言葉です。


そうではなくて、

「すでに願いが叶っている」と感じられるような

言葉を選び、文章を紡ぎます。




もしあなたが、

たとえ思考であっても

現実ではないこと(つまり自分に嘘を付くこと)に

違和感を覚えるのであれば、

「~になりつつある」といったような

進行形を導入すると良いのではないでしょうか?




このように文末の言葉を変えるだけで、

今ではなく、

「叶った瞬間」や、「叶った後の世界」に意識が向いて、

それに伴う感情を味わうことが出来ます。




次回、これまで説明してきた

「潜在意識の特性」と、

「願いごとをするときのポイント」をまとめます。








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<更新履歴>
1回目 2017/09/07 05:18
2回目 2018/03/05 18:30