※この記事は、引き寄せの法則の基本を説明しています。

 <前回までの記事>
1.『引き寄せの法則』とは。 
2.引き寄せを上手く使えない人がいるのは何故?
3.「顕在意識」と「潜在意識」。
4.「潜在意識」とは? 




前回の記事で、

あなたもきっと

無意識である潜在意識を

意識的に扱ったことがあるはずだ


と書きました。


このような経験は、

引き寄せの法則を使いこなすために

必要な情報


あなたに提供してくれることになります。




たとえばそれは、

「美しく歩こう」と決めたときのことかもしれません。


「綺麗に、美しく歩いてみよう」、

「歩き方を改善しよう」、

と意識した途端に、

かえって不自然な歩き方になった経験はありませんか?



たとえばそれは、

呼吸を意識したときにも

生じていたでしょう。


「吐いて、吸って、吐いて・・・」

と呼吸に意識を集中していたところ、

段々と息が苦しくなって

怖い想いをしたことがあるかもしれません。



それは、

上手く話そうとするときにも

たびたび起こり得ます。


あなたが社会人になり立てか、

もしくは就職活動初めてのアルバイトの経験を

思い出してみましょう。


普段使い慣れていない敬語に

四苦八苦した経験があった
のではないでしょうか?




これらの経験に、

引き寄せの法則を扱ううえで

重要なヒント
が隠されていました。


それは、

いつもは潜在意識で

無意識に行っていたことを

意識して行ったときに得られた体験
だからです。





あなたいつも、

意識せずとも自然に歩くことが出来ていました。


ところが、

意識した途端に

上手く歩くことが出来なくなってしまったのです。


意識せずとも続けていた呼吸を、

意識し過ぎてしまったことで、

息苦しさを覚えることになりました。


言葉を発することもまた、

普段は無意識に行っていることです。


話す内容は

顕在意識で考えているでしょう。


しかし、「言葉をどのように発するか」という部分は、

潜在意識の担う役割になります。


あなたは

「敬語を上手く使おう」と意識したことで、

言葉を発すること自体に、意識的になりました。


すると、いつものように

自然に話すことが出来なくなってしまったのです。







あなたもすでに、

似たような状況を

幾度も体験してきているでしょう。


それでは、

これらの経験は

あなたに何を教えてくれているのでしょうか?



「考えない方が、

潜在意識的には自然な状態であり、

顕在意識が介入することで

余計な邪魔をしている?」


「引き寄せの法則を

意識して扱おうなんて無謀だ?」




いえいえ、

そのような答えを導きたいのではありません。



大事なことは

経験のその先
にありました。




綺麗に歩こうと

意識して、意識して

繰り返し練習していたら・・・


いつの間にか

いつでも綺麗に歩くことが

出来るようになっていませんでしたか?




はじめは不自然だった呼吸も、

意識をして訓練を続けていたら、

自然と望むような呼吸法が身に付いていた
のではないでしょうか?



社会人になったばかりの頃は、

あんなに不自然だった敬語も

今ではスラスラと口をついて出てくるようになりましたね。




ここに、

引き寄せの法則を扱うヒントが示されています。





過去の経験から、

私たちはまず、あることを学びます。


それは、

潜在意識で扱っている引き寄せの力を

意識して使おうとする際には、

「しばらくは不自然なことが起こり得る」
ということです。



これはとても自然な現象でした。


上手く歩けなくなったり、

息が苦しくなったり、

言葉が出なくなったときと

同じようなことが、

あなたの引き寄せる現実にも生じます。



しかし、その先の経験が

私たちを安心させてくれるのです。


意識して何かを続けていると、

いつしかそれを潜在意識が習得し、

無意識に行ってくれる
ことが分かっているのですから。



私たちは経験から、

潜在意識への意識的な刷り込み方法

をしっかりと学んでいました。



綺麗な歩き方を

どのようにマスターしたでしょうか?


自然な呼吸が出来るようになるまで、

何をしたでしょう?


敬語がスラスラと話せるようになるまでは、

どのような経緯でしたか?



その答えが、

引き寄せの法則を扱うヒントです。




あなたはいつも、

意識的にそれを繰り返すことで、

潜在意識への刷り込みに成功


していました。


同じことを、引き寄せの法則でも実践します。



望む現実に見合う思考、それに基づく行動を、

意識的に何度も繰り返すことで、

潜在意識への刷り込みを行います。



するといつしか、

顕在意識を介さずとも、

潜在意識が勝手に(無意識に)

それらに関連する現実を引き寄せるようになる


ということです。





引き寄せの法則では、

潜在意識への刷り込みを行うために、

言葉を唱えたり、書き出したり、聴いたり、


といったことを意識的に繰り返し、

現実を意のままに引き寄せよう
としていました。


そしてこれらの行為は、

いつか必要なくなる、とも言えます。


潜在意識への刷り込みに成功すれば、

あなたはもう

わざわざ願いのことについて

考える必要は無くなる
ということです。


その頃には

思考(願い)は無意識のうちに

現実化するようになっている
でしょう。





次回からは、

より効率的に

潜在意識への刷り込み作業を行うために、


知っておきたい潜在意識の特性について

説明していきます。


潜在意識の特性を知っているだけで、

潜在意識への刷り込みを最短で完了し、

望む現実を引き寄せることが出来るでしょう。







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願えばすぐ叶う状態の作り方
猫月 美々
Catsmoon.jp
2016-04-17


<更新履歴>
1回目 2017/08/20 05:04
2回目 2018/03/02 20:10