今日も、

潜在意識が

「あなたの専属料理人」であるという例え話
を用いて、

引き寄せの法則の極意を説明します。




『潜在意識は、専属料理人』の設定。

 ●シェフ=潜在意識

 ●料理=現実

 ●注文=思考、願い





突然ですが、

一流シェフの料理が食べられるような

高級レストランに行ったとき、

あなたはどのように

料理を注文するでしょうか?



そういったレストランに

行ったことがなかったとしても、

想像で答えてくださいね。


おそらく、多くの方は、

メニューを開いて、

そこから料理を選ぶでしょう。


メニューが無いお店の場合にも、

あなたは料理名や、

ジャンル等を指定するような

明確な注文を行うはずです。


シェフにお任せする場合にも、

あなたの好みを伝えり、

何かしら指定する部分があるでしょう。




さて今日、

考えて頂きたいのは、

その先のこと。


注文後、

料理が運ばれてくるまでの時間を

あなたはどのように過ごすだろうか?


という問題についてです。



あなたは料理を待つ間、

どのようにして過ごすでしょうか?




前菜やお酒を楽しんで

メインの料理を

待つこともあるでしょう。


誰かと一緒なら

おしゃべりに花を咲かせる時間に

なるかもしれません。


きっと多くの方は、

料理を楽しみにしながら、

その場で大人しく待つことになるでしょうね。





しかし、ここで、

同じレストランで料理待っていたお客さんが

急に騒ぎ始めました。



料理がどのように作られているかが

心配になって、

取り乱しているようです。


我慢出来ず、

立ち上がると、

厨房に向けて

走り出してしまいました。



一流のシェフに対して、

材料や、調理の仕方に、

細かく口を出しているようです。




そんなお客さんを見たあなたは、

どのように感じるでしょうか?



ここに「願いを叶えるためのヒント」がありました。




潜在意識も

現実の引き寄せに関しては、

プロであり、一流の存在です。


あなたがわざわざ

口を出したり、心配する必要はどこにもありません。


あなたはレストランで料理を注文した後のように、

願ったら、あとは楽しみに

待っていたら良かった
のです。




残念なことではありますが、

潜在意識に対しては、

これが出来ない人が沢山います。


どういうわけか、

楽しみに「待つ」ということが出来ません。


レストランでは出来ていたことが、

何故か潜在意識に対しては出来ず、

騒ぎ始めたお客さんと同じことをしてしまいます。


一流シェフを相手にしていたら、

あなたは決して、

「食材はどんなものを使うつもり?」

「どのタイミングで焼こうとしているの?」

「ちょっと待って、それは駄目だよ」

「その調理器具は良くないね」

「味付けはこうしてちょうだい!」

「あぁ、心配だわ、ちゃんと出来上がるのかしら?」


と余計な口出しをすることはありませんでした。


ところが潜在意識に対しては、

このようなことを平然と行っています。





シェフ(潜在意識)は

お客様であるあなたのために、

渋々ながら従うでしょう。


すると、どうなるでしょう?


たとえば、

クリームシチューを頼んだあなたが、

材料から調理法まで、

あげく、お皿まで指定してしまったら、


出来上がるのはもはや、

あなたの作ったクリームシチューと

大差のないもの
です。


これでは、

シェフの腕が生かされていませんし、

一流シェフのいるレストランに行った意味も

分からなくなってしまいます。



家に帰って、

自分で作って食べたら良かった
のです。




詳しく知っている料理なら、

まだ良い話です。


これが知らない料理だったら

どうなると思いますか?


食べたことも、見たことない

異国の料理を注文しました。


ところがあなたは

分からないなりに、材料から調理法まで、

すべてを指定して、

出来上がるまでずっと

シェフの動きを見張っていたのです。


出来上がったものは、

注文とは程遠い料理になっていることでしょう。


だって、元々知らない料理を頼んだのですから。




これは、笑いごとではありません。


願いを叶えようとしている多くの人が、

同じようなことをしている
のです。



潜在意識に願いを叶えて貰うなら、

「どのように願いが叶うのか」

その方法を指定する必要はありませんでした。


たとえば、

「大金を得たい」と願ったとき、

多くの人は

どのように大金を手に入れようかと、

具体的な道筋を考えてしまいますよね。


そして、

「宝くじが当たる道しかない」と思い込んだあなたは、

せっせと宝くじを買い込むようになります。


宝くじを買うこと自体は

悪いことではありません。


しかしながら、

宝くじだけ!と決めてしまったことで、

他のあらゆる方法で大金を手に入れる道を

放棄したことになる
のです。


「その方法以外は認めません」と言われると

潜在意識も大変です。


「本当はこうした方が

とても美味しく出来上がるのだけれど、

嫌だってことかなぁ?」


「もっと早く提供出来る調理法もあるのだけれど、

時間が掛かっても良いのかなぁ?」



潜在意識はすっかり困惑してしまうことでしょう。


「これでは、腕の見せ所が無いよ」



あなたがあまりに細かい指図をするから、

力を発揮出来なくなって

残念に思っている
かもしれませんね。



そして何より、

潜在意識は悲しんでいるのではないでしょうか?


「僕の腕を信じてくれていないのかなぁ?」

「信じて、任せてくれたら良いのに」

「もしかして僕は、信じるに値しない存在なの?」

「僕って、一流じゃなかったのかな?」



潜在意識まで

自信を喪失してしまったら・・・


一体誰があなたの望む現実を

引き寄せてくれるというのでしょうか?





行動するなとは言いません。


「行動すれば叶う」と分かっているのであれば、

行動せずして叶うこともないのですから。


どんどん行動を起こしてください。



しかし今のあなたが、

いくら考えても

「どうすれば叶うのか見当も付かない」ときには、

余計なことを考えずに

潜在意識に委ねてしまった方が良いと思いませんか?



潜在意識は、引き寄せのプロです。


あなたが知らない方法を使って、

願いが叶う現実を引き寄せることだって

簡単に出来る
んですよ。



ですから、

せっかく沢山ある道を

わざわざ一つに絞らないでください。



道を絞られると、

潜在意識は自由に力を発揮できなくなります。


潜在意識は常に、

最善の道を選択出来る力を備えています。


あなたはとにかく、

最終的な注文を間違えないこと

意識を向けておくことです。


注文したものしか、あなたには届けられません。




本当の幸せとは何か?

本当に嬉しいことは何だろうか?

自分はどうしたら満たされるのだろう?




「どうやって叶うのだろう?」という問題よりも、

考えるべきことが、あなたには沢山ありました。




あなたが「あなたらしい幸せ」に気が付いたとき、

潜在意識は凄いパワーを発揮してくれますよ。


それは、

潜在意識がずっと待っていた

注文だから
です。



「あなたに最高の幸せを届けたい」

潜在意識はいつでも、そう願っていることを

忘れないでくださいね。



そして潜在意識における「引き寄せの力」を使うなら、

信じて、委ねること

とても大切になります。




合わせて読みたい。関連記事⇒不幸な出来事は何故起こるのか、潜在意識からの願い。




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<更新履歴>
1回目 2016/11/26 06:29
2回目 2018/02/28 22:00