※この記事は、2016/11/08(06:11)に更新した記事を加筆修正し、最新情報に入れ替えて、改めて更新したものです。



どうしても叶えたい願いごとほど、

「何故か叶う気配も感じられない」というのは

よくあることです。


そこで、

さらに熱心に願いを叶えようとすることで、

余計に願いが叶わない状況に陥る
ことがあります。



たとえば、

「ノートに願いごとを書き出す」という

引き寄せ方法を試している場合について

考えてみましょう。


一度書いただけで、

すんなり願いが叶う
人も存在しています。


ところが、

毎日熱心に願いごとをノートに書き綴っているというのに、

何故かいつまでも願いが叶わない
人もいらっしゃるのです。




努力という意味では、

明らかに後者の方が努力されていると

言えますよね。


引き寄せの法則では、

努力は報われない
ということでしょうか?


それとも、

元々引き寄せの法則なんて

存在しなかった
ということなのでしょうか?


潜在意識への願いごとの刷り込み作業という意味でも、

後者の方が、

より早く願いを実現出来そうな気がしてきます。


努力に結果が伴わないのであれば、

引き寄せの法則の存在自体に疑念が浮かんでも

仕方がないと言えるのではないでしょうか?





しかしながら、

引き寄せの法則が真実であることは、

事実に違いありません。


それは、あなたの他の体験が

証明してくれているはずです。


そしてまた、

引き寄せの法則では、

「努力が報われない」というわけではない
のです。


あなたの経験においても、

努力がそのまま結果に繋がっていた体験

沢山あるはずですよ。



ではなぜ、

このような努力とは矛盾した状態が

引き起こってしまうのでしょうか?





それは、

願いへの強い気持ちが引き金となっていました。


「願いを叶えなければ」と強く思うことで、

「願いを叶えていない今」

思考のスポットライトを当ててしまっているような

状態にあるのです。


だから、願いが叶いません。



願いを叶えたいと強く想う時、

あなたも、「今の不足」、「今の不満」に

意識を向けているのではないでしょうか?



今は願いが叶っていないからこそ、

「それを叶えたい」と強く願う。


まだそれを手にしていない今に不満があるから、

「どうしても叶えなければ」と、熱く想う。


願いというものは、

元々「ないところ」から生まれますから、

現実に不足や不満を感じること自体は

悪いことではありません。


問題は、強く想うあまりに、

その「不足」や「不満」に対する意識が浮き彫りになってしまい、

そこに引き寄せの法則が作用してしまう
ことにありました。


つまり、

願いに対する想いが強過ぎると、

願いが叶わない今に対する

「不足」や「不満」を持ち続けられるような現実を

ずっと引き寄せてしまう
ということです。


これは、「願いが叶わない」現実が続くということになります。




さらに願いへの強い気持ちは、

願いの実現を妨げる思考となる

「焦り」
「執着」も生み出してしまうでしょう。


「早く叶えなければ」という焦りと、

「どうしても叶えなければ」という執着の気持ちが、

またしても、願いの実現を遠ざけてしまうのです。


何故なら、

引き寄せの法則が、

焦りや執着の意識にも働いてしまうのですから、

その焦りや執着がずっと続くような

現実を引き寄せてしまう
のですね。


そしてまた、

「願いが叶わない」現実が続くことになります。




それでは、

このような強い想い入れのある願いごとを叶えるためには、

どうすれば良いのでしょうか?


そのひとつの解決策が、

「未来を想像すること」にあります。


未来と言っても、

よく言われている

「願いが叶った瞬間」を想像するだけでは

足りません。


願いが叶った瞬間を、

五感を通して体験するかのように

ありありと想像出来れば、

それが叶う


というのも事実です。


しかしながら、

今ご説明した通り、

あまりに熱心に想像し過ぎることで、

逆に願いが叶いにくくなる
という状況に

陥ることもあります。


願いへの想い入れが強すぎるためです。


この状態では、

いくら願いが叶った瞬間を想像しようとも、

余計に「願いが叶わない」現実を引き寄せ続けてしまう

ことにもなりかねません。


そこで、

さらに、その先を想像するのです。




あなたはこれまで、

願いを叶えた後の、

その先の未来を

想像してみたことがあったでしょうか?


今ここで、想像してみてください。





願いが叶ったあなたは、

どのようにモノを考え、

どのような行動を起こしていると思いますか?




願いが叶ったことで、

未来のあなたは

どんな暮らしをしているでしょうか?


そして
今度は、

どんな願いを叶えようと考え始めていますか?




願いが叶った後も、

あなたの暮らしは続きます。


そしてまた、

ひとつ願いを叶えたあなたは、

別の新しい願いごとを持つようになるでしょう。



そのような願いが叶った先の未来を想像していると、

自然と、願いごとへの強い気持ちが薄らいでいくはずです。



それは、

ずっと先の未来を想像することで、

「願いが叶う前提」の思考を手に入れたから、

達成出来たことだと言えます。



今までは、

「願いが叶わない」前提で、

「どうしても願いを叶えたい」という強い気持ちを持っていました。


だから、

今の願いが叶わない状況が許せないし、

「願いを叶えたい」と強く想い、

焦りや執着を生む
ことに繋がっていました。


ここで、

「願いが叶った先」を想像したことで、

前提が変わるのです。


それはすでに

「願いが叶った」前提の話をしているからなんですね。


願いが叶うことが前提となれば、

願いが叶うことはもはや当たり前のことであり、

願いに対して、強い気持ちを持つ必要がなくなってしまいます。




具体的に考えてみましょうか。


たとえば、

宝くじに当選したい場合は、

宝くじが当たったら、そのお金を何に使うか

考えることになります。


「宝くじを当てよう」と熱心に願うのではなく、

「手にしたお金をどう使うか」について

真剣に考えてみるのです。


これは、

「宝くじが当選する前提」の思考です。


ですから、

「宝くじを当てよう」と熱心に願うより、

宝くじ当選金の使い道を考えていた方が、

ずっと良く宝くじが当たるようになる
んですね。





引き寄せの法則は、

「叶って当然だ」という思考

あなたが受け入れられたなら、

願いは叶うと説明しています。


その思考が、現実化するからです。


そしてこの、

「叶って当然だ」という思考は、

「叶った前提」でモノを考えるだけで

潜在意識に刷り込むことが出来るのです。



そのために、

叶った前提で、

叶った先の未来を想像する
のです。






今回ご紹介したのは

『思考の視点を変える思考法』のひとつです。



思考の視点を変える思考法については、

ブログでもいくつかご紹介してきましたし、

『願えばすぐ叶う状態の作り方』

『願いが叶う 引き寄せ的時間軸』

という本でも、別の方法をご紹介させて頂きました。

(関連本は以下のリンクから、お読み頂けます)




「願いを叶えよう」とする今の視点

いつまでも思考を続けていたら、

願いを叶えることが出来ません。



願いは叶って当然だ。

願いが叶うことは確定している。


そのような前提からの思考が、

願いが叶う現実を引き寄せられるのです。




今が幸せでなければ、

幸せが引き寄せられないように。


今、願いが叶うことを信じられなければ、

願いが叶う現実を受け取ることは出来ません。





私はこれまで、

いくつもの引き寄せ手法

ご提案してきましたが、

最後に思考が辿り着くのは、

どれも同じ場所であると考えています。


結局、思考が現実化する。

それだけが真実なのですから。


この真実を理解するために、

いくつものアプローチがあるというだけです。



引き寄せ方法は、世の中に溢れています。


いくつもある方法の中から、

あなたがお好きなものを選択し、

あなただけに合うアプローチを見付け、

そしてあなたらしい真実に辿り着いて頂けたら、

と願ってやみません。




思考が変われば、

現実は変わります。


願いを叶えられるのは、

あなたの思考だけです。



そしてそれは、

いつでもこの瞬間に始まります。





最後までお読みくださいまして、
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更新日
初回  2016/11/08(06:11)
2回目 2017/12/07(06:38)